2020年10月22日

食べる通信を読んで得た5つのこと

僕自身、東北食べる通信の創刊号からの読者なので改めて読んで良かったことを整理してみました。

①新しい知識が増える!
②食育!子供はもちろん、大人にも勉強になる!
③同じ食べる通信を読んでいる読者(仲間)の感想が聞け、交流できる!
④作り手の想いを理解して、交流ができる!
⑤美味しいものを食べることができる!

①新しい知識が増える

僕の両親の実家は岩手で、父親方が漁師、母親の家は兼業農家でした。一緒に住んでたわけではないのですが、全く知らないというわけでもない。また、仕事は食に関わることですから、そういう意味では少しだけ知識はあったのかもしれません。
でも、読んでみると知らないことばかり、漁師といっても、何の魚を獲るのかによって、やり方も船も違います。それは農家も一緒。同じものを作っていても作り手によって違うことも沢山ある。やり方だけでなく、作る人の考えや想いも違う。
知識と書きましたが、いろんな生産者さんの人生観、考え方なんかを知れるのが楽しいです。

②食育

子供が少し大きくなってからは、その時に届く紙面を見ながら話をしたり、届いたものを食べながら話をしたりしてます。
時には一緒に届いた食材を捌いてみたりするのはいい経験かなと思います。子供に教えると質問がきます。そうすると調べてまた伝える。そんなやり取りのきっかけになっているのが食べる通信です。最近は収穫体験や僕の取材に一緒についてきます。
いろんな形の食育があると思います。見たり聞いたり、触れたり、そして食べたり。
そういう経験がいずれ何かに生きるのかなと思って、沢山経験を一緒にしたいと思ってます。

③同じ食べる通信を読んでいる読者(仲間)の感想が聞け、交流できる!

Facebookに読者と生産者のみのグループがあり、そこに届いた食材を調理した写真や食べた感想などを読者が投稿して、コメントがついたりします。また、僕はなかなか行けませんでしたが、生産者さんへの訪問や東京での集まりなどもありました。今となればもっと行っておけば良かったなと思うところもあります。関東に住んでいる人が東北に行くとなると、大変な部分もありますが、その点で行くと、千葉は県内の人はもちろん、各県から近いと思うので、集まりやすいのかなと思います。コロナのこともありますが、状況を見て、またオンラインなどでも交流する場を増やせればと思ってます。

④作り手の想いを理解して、交流ができる!

作っている人が考えていることを知る機会って実はあまり無いのではないかなと。実際、僕は身近にいたわけですが、聞いたことは無かったですし、気にすることも無かったのかもしれません。これは生産者さんに限らず、どんな仕事をしている方でも聞くことがないんじゃないかなと。

でも、読んでいる人も仕事をするにあたってはいろんな気持ちを持ってしているはずで、そういうのを理解してもらって、買ってもらえたら嬉しいんじゃないかなと思います。ちば食べる通信も、作る僕にもやっぱり想うところはあって、そこをお伝えしたいのと、生産者の方には最初にお会いする時に、僕が想っていること、やろうとしていることをお伝えしてから取材をスタートしてます。特に食べるものですし、食べることは毎日のこと、そして生きることにつながるので、是非知るとまた食卓が変わると思います。

⑤美味しいものを食べることができる!

味覚は人それぞれ違うと思ってます。違ってていいと思ってます。ちょっとイメージしていただくと、同じレストランで食事をするにしても、例えば上司に叱られながら食べる、ハンバーグと、好きな人と楽しく食べるハンバーグ。同じハンバーグでも味の感じ方は変わるんじゃないかと思っています。

また、友達からあのお店のラーメン美味しいよって聞いたり、SNSの投稿を見たりすると気になったりしませんか?

人って、雰囲気や情報を感じることで、また味は変わることがあると思うのです。であれば、食べる通信でその情報だったり、写真を見て雰囲気を感じてもらいながら、時にはSNSで動画もお送りするので、そういうところから是非知ってもらうと、愛情をかけて作った食べ物がさらに美味しく食べることができるはずです!

僕は東北食べる通信で、そういう経験をできたのは、本当にありがたかったです(今も読んでいますが)

同じようなことはもちろんですが、それ以外にも読み手が感じることは多くあるものにしていければと思っています。

ちば食べる通信を通じて、読者の方の生活に何かしら感じることをお届けできればと思います。

ぜひ、創刊号からご参加ください。一緒に楽しみましょう。

https://taberu.me/post/news/20200728/14228.html

佐藤謙太(ちば食べる通信オーナー)

佐藤謙太(ちば食べる通信オーナー)
両親の実家がある岩手県でトンネルが開通し、街の流れが変わったことに感動して、街づくりに興味を持った高校時代。大学卒業後、ゼネコンで街づくりをしながら読んだ「ジャパニーズドリーム」に感化され、起業に興味を。食を通じて、地元千葉、岩手への恩返しを開始。6歳の男の子と奥さんの3人家族。

ちば食べる通信のお申込月額3,300円(税込・送料込み)