2020年10月15日

創刊まで残り1か月を切って、改めて考えてみる「ちば食べる通信」で実現したいこと

ちば食べる通信の創刊(11月8日締め切り)まで残り1か月を切り、創刊号はもちろん、それ以降の取材も進み、多くの生産者さんにお会いをしてお話を聞かせていただいている。

生まれて、育ててもらった千葉に対して何かしたいという気持ちと、食という分野にこれまで関わってきたこともあり、また「東北食べる通信」を創刊から購読する読者でもあり、いろいろな事が重なって、ちば食べる通信というものを多くの人の力を借りながら作ろうと動いている。

当初思っていたことは、変わらず、逆により強くなっている部分もありながら、知らない事を教えていただきながら、また思うところも増えている。

それは、これからの千葉が、もっと広く見て日本が抱える課題もあれば、わくわくする頼もしい未来だったり、純粋にすごいと思えることだったり、天候のことだったり、と色々と考えることがある。

考えたところで一人の力が及ぶところは少ない。ただ、そこに人が集まったり、解決できる術を持った人が集まったりすると、進むことができる。

僕が今、お会いしている生産者さんはじめ、たくさんの人のパワーは本当にすごい。そのすごさは文章で伝わりきらないかもしれない。でも、僕らは文章で伝えたい。でも伝わりきらないかもしれない。だから、きっかけをつくり、そこからのリアルな交流を促したいと思っている。それは、生産者と消費者もそうだし、ちば食べる通信というコミュニティに参加した同志もそうだし、もちろん僕ら編集部ともそう。「つながり」をつくり、そこから生まれることが、課題の解決になるかもしれないし、わくわくする未来をつくることにつながるかもしれないと本気で思っている。

「食べる」ということを通して、食のことはもちろん、地域のこと、そして人のこと、を「知り」知るからこそお互いの理解が深まり、関係が深くなっていくのだと思っている。

色々な発信を各SNSでしている反面、やはり直接話すことの大事さも痛感している。

生産者さんのお話を聞きながら、僕は泣きそうになることが多い。(というか、泣いているが隠しているのが正しい)生産者さんだけでなく、その街に関わる人の活動を聞いてもそうなることがある。

最近、人と話して感動することがあるだろうか?

感動するポイントは人それぞれ色々とあるはず。感動した時に、人は何か次の行動に移るんじゃないか。知って、つながって、そこから生まれる「何か」のきっかけになることが「ちば食べる通信」で出来ればと思っている。

そうなるためにも、継続してぼくらは発信していかなければならない、そういう意味では購読する人が増えることは同時に考えないといけない僕の課題でもある。

毎月3,300円を払って、情報誌と食べ物が届く。ただ、それだけではない価値を感じてもらえるようにしていきたい。僕も当然本気で向き合い、そこにぜひぶつかってきてもらえたら嬉しいし、そうやって、一緒に作り上げていくコミュニティであり、その先には、想像している以上のことを起こし、感動をしながら豊かな生活が送れる。そんなつながりを作っていきたいと思っているので、ちば食べる通信というコミュニティに足を一歩、いや何歩でも踏み入れてみてほしいと思ってます!

佐藤謙太(ちば食べる通信オーナー)

佐藤謙太(ちば食べる通信オーナー)
両親の実家がある岩手県でトンネルが開通し、街の流れが変わったことに感動して、街づくりに興味を持った高校時代。大学卒業後、ゼネコンで街づくりをしながら読んだ「ジャパニーズドリーム」に感化され、起業に興味を。食を通じて、地元千葉、岩手への恩返しを開始。6歳の男の子と奥さんの3人家族。

ちば食べる通信のお申込月額3,300円(税込・送料込み)